バレエ

2006年11月12日

白鳥の湖 4

チャイコフスキーはすごい!って思ってしまうなあ。なんどかビデオでは見たことあったけれど、新国立劇場でBALLETと一緒にオケ(東フィル)もなってるところをみちゃうとなんだか感銘を受けちゃう。群舞はとても楽しいしきれいだけれど、今日はなんといっても、プリマのスヴェトラーナ・ザハロハがそれはそれは美しく、長い手足がみごとに白鳥そのもので、第3幕目の黒鳥のターンなんて感動しちゃった。ピンチヒッターのデニス・マトヴィエンコも安定していた。自分の国の音楽であり芸術であるって言う自信に満ち溢れた踊りだよなあ。第3幕目のファンファーレとソロの部分のトランペットがかっこいい。古典中の古典、人気の理由が納得できる。A席2階2列39番。

kidnight1tt at 22:15|PermalinkComments(0)

2006年07月02日

ジゼル4

もとより物語りはたわいのない、ロマンティック古典バレエである。新国立劇場、さすが東京、雨の日曜日なのに満席、若い女性が多い、オジサン一人は少し肩身が狭い。パドドゥっていうのかな、男女二人で踊るのもいいけれど、やはり群舞が素晴らしいなあ、よく訓練されており、彼女たちがこの2時間のために費やしてきた時間や思いや汗やを考えるととっても感動してしまう。急にキャストが、クレールマリオスタから本島美和に変更になり、うーっむと思ったけれど、がんばってる感じが十分伝わってきていい舞台になってた。そのせいもあるし、千秋楽だってこともあったのだろうけれど、なかなか盛大なカーテンコールで、みなさんもきっといい時間がすごせたと思ったのだろうな。駅までの帰り道、たぶんバレエを勉強しているのだろう、小さな女の子がすごかったねって言って踊っていたのが、この時間の質の高さを語ってるね。それにしてもこの劇場の座席は何とかならんのか!いまどき場末の映画館でもこんなに座席間隔の狭いところはなかろう、至福の時間を過ごすにはもう少しいい座席環境が欲しい、しょせん猿真似の貧乏国家なのだろうか。

kidnight1tt at 18:34|PermalinkComments(0)

2005年12月17日

くるみ割り人形(新国立劇場)4

楽しかった、ブラボー!70年も前の舞踏劇、チャイコフスキーのバレエ。今年の講演初日。ディアナ・ヴィシニョーワがとても素敵だった、アンドリアン・ファジェーエフも格好良かった。ロシアのマリインスキー劇場のソリストだって。管弦楽は、ボリスグルージン指揮東京フィル。もちろん他の面々もとても華麗だった。この年齢になって恥ずかしながら、多分生でのバレエは初めてのはず、最初は、音楽に合わせて踊るのがなんか違和感あったけれど、だんだん息が合ってきた感じで、同じ舞台でこれも初めて見たオペラ「ニュルンベルグのマイスタージンガー」のように時間を忘れて楽しませてもらった。聞き慣れた音楽がバレエの中でこんな風に使われているんだという発見やこんな風に踊るんだという驚きが胸を熱くさせてくれた。2幕目の鉛の兵隊達とネズミの戦いも笑えたし、3幕目の群舞は素晴らしかった。今度は日本人キャストで見たいな。バレエとかオペラとか実物を見られるって東京にいるアドバンテージだと思う。お小遣いの許す限り出かけたい。

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