わたしのげぼく  上野そらバイオハザード

2021年04月18日

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。  川上和人

楽しい読後感のエッセイでした。鳥が少し理解できたような気になりました。


・何もしないことは現状維持にはならないのだ。研究者は殺しを推奨し、担当者は文字通り、血と汗にまみれる。環境保全というきれいな言葉の裏にある泥臭い現実を忘れてはならない。
・世界全体の温室効果ガスの排出量のうち、森林減少によるものは約20%にもなる。世界の平和と経済的安定こそが、生態系保全の礎なのだ。
・鳥が何を食べようが、どこを飛ぼうが、社会にも経済にもとんと影響がない。そんな分野だからこそ研究には税金が投入される。国民の皆様ありがとうございます。成果を論文にしてお披露目し、世に還元するのは研究者に課せられた当然の義務である。(略)新聞の社会面や化学面に見られる小さな学術記事は、出資者たる国民の皆様への領収書なのである。


kidnight1tt at 17:27│Comments(0) 

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