2006年01月28日
THE 有頂天ホテル
久しぶりの映画、せっかく招待券があるので特に見たいというのでもなかったけどシネマに行った。三谷幸喜ワールド全開!面白かったよ、たまにはこうした完全エンターテイメントもいいね。原田美枝子が良かったな、なんかいい科白が一つあったんだけどわすれちゃった。地元嬬恋村出身の篠原も頑張ってたし、いい時間が過ごせました。
2006年01月09日
東京物語
小津安二郎の昭和28年作品。昔の日本てこういう感じなんだという記録フィルム的見方をしてしまった。物語と言うくらいだから、それなりのドラマもあるのだけれど、ソレよりやはり、当事の日本人てこういう風に感じて言葉使い方をしていたんだというドキュメンタリーを見るような感慨の方が勝ってしまう。136分は少し長いな。
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2006年01月08日
バッチギ!
モーツアルトイヤーと言う事からでもないんだけど、モーツアルトの交響曲を流して聞いていて突然の旋律に涙しちゃうんでアイヤーと思う事があって困る。この映画も音楽がとても効果的で、俺の年代には特にジンと来るものがあり、放送局からでてきて「あの素晴らしい」が流れるともうイケマセン。あの子の葬式以降はもう圧巻で中高校生の息子や娘にぜひ見て欲しいと思うのは親父の身勝手なのだろうか。エンディングも俺の好きな、「映画はそれなりにハッピーでなきゃ」というポリシーに近く、少しばかりのカタルシスもあり、井筒監督最高傑作ってコピーも嘘じゃないね。
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2006年01月06日
凍
沢木耕太郎が山野井靖史、長尾妙子のギャチュンカンからの生還を書いたドキュメンタリー。とても良かった。読後感がさわやか。山野井自筆の「垂直の記憶」も良かったけれど、山の本て基本的に気分の悪くなる本てあまりないよね。もう半分以上引退してしまった自分がすこしなさけないぞ。
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2006年01月02日
戦国自衛隊1549
半村良の原作、最初の角川映画の時は、チバちゃんの頑張りが記憶に残っているけど、コレは鹿賀くんの頑張りかな。何で東富士で織田軍と斉藤軍が合流してんだとかいろいろ細かいツッコミどころも満載で、結構見せてくれた2時間であった。最後の帰還のところ、敬礼するくらいならタンカとかだして助けてやれよ、江口もニヤケタ笑いしてんじゃねえよ、鈴木京香もすっかりオバサン顔しちゃってるし、踊る捜査線の最後で青島と深津絵里がパトカーで運ばれる時の沿線の警察官の敬礼の、あの感動は全くなし。終戦のローレライ、亡国のイージス、戦国自衛隊と福井くんの3部作はみんな見た事になるけど、みんなそれなりに面白かった。でも原作を超えるものは残念ながらなかったね。
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FLY! DADDY, FLY!
オッサンが娘のために、まあ成績は悪い高校生の助けを借りて、悪い高校生をやっつけるというお話。原作の小説の方がやはりクスクスと笑える場面も多かったし、ちょっと物語として上カナって感じではある。でも、まあ面白かったよ。堤慎一がなで肩すぎるし、カッコ良すぎるかな。
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2005年12月26日
ロスト イン トランスレーション (LOST IN TRANSLATION)
「翻訳の過程で意味やニュアンスが失われること」っていうのが本当の意味らしい(ゴメン!ホダちゃん「トランスポーテーション(TRANSPORTATION:輸送)と間違えた」。だから、ぶーちゃんのいうように、英語で字幕で見ないと、本当のおもしろさは伝わらないのかもしれない。ネットの筋書きには、文化や言語の違いにメランコリーな気分になる東京のアメリカ人のラブコメディって書いてあった。カタルシスはないけれど、ボクは結構おもしろく見た。結末も納得のいくものだし、ああしてアメリカ人的TOKYOの非日常から日常に回帰していくのだろうさ。スカーレット・ヨハンソンは、美人??
kidnight1tt at 15:21|Permalink│Comments(0)
ブリジットジョーンズの日記 きれそうな私の12ヶ月
ジャーナリストでタプタプのお姉さんがエリート弁護士と結婚するまでのお話。僕もタプタプは好きだし、めでたしめでたしの1時間半でした。吹き替えで見たせいか、今ひとつコメディっぽいニュアンスが伝わらない。でも、いかにもイギリスって感じの風景や町並みは良かったけれど、英語圏の人間ってどうして東アジアに対してああステレオタイプで優越的な発想なんだろうか。
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2005年12月17日
くるみ割り人形(新国立劇場)
楽しかった、ブラボー!70年も前の舞踏劇、チャイコフスキーのバレエ。今年の講演初日。ディアナ・ヴィシニョーワがとても素敵だった、アンドリアン・ファジェーエフも格好良かった。ロシアのマリインスキー劇場のソリストだって。管弦楽は、ボリスグルージン指揮東京フィル。もちろん他の面々もとても華麗だった。この年齢になって恥ずかしながら、多分生でのバレエは初めてのはず、最初は、音楽に合わせて踊るのがなんか違和感あったけれど、だんだん息が合ってきた感じで、同じ舞台でこれも初めて見たオペラ「ニュルンベルグのマイスタージンガー」のように時間を忘れて楽しませてもらった。聞き慣れた音楽がバレエの中でこんな風に使われているんだという発見やこんな風に踊るんだという驚きが胸を熱くさせてくれた。2幕目の鉛の兵隊達とネズミの戦いも笑えたし、3幕目の群舞は素晴らしかった。今度は日本人キャストで見たいな。バレエとかオペラとか実物を見られるって東京にいるアドバンテージだと思う。お小遣いの許す限り出かけたい。
2005年12月11日
ハリーポッター 炎のゴブレット
2時間と少し面白かった。キャラメルポップコーンも美味しかった。エンドロールが延々と長く、その間ちっとも明るくなら無いのでイライラして出てしまった。いくつかの映画でロールのあとチョとしたおまけがあったことからなのか、ほとんど人が席を立たない、読めもしない英語スタッフの字幕スクリーンを見続けて、何考えてるのかな?といったら、一緒に行った息子からせっかちだなと怒られた。子供達は、小説を読んでおり、それがどんなふうに映像化されるのかと言う事を楽しんでいる、だから監督が替わってよかったとか言っているが、小説を読んでいない身としては、多分省略が多くて、今ひとつ断片的エピソードのつなぎ合わせに感じられる所もあった。株主招待券で始めてみたことになる。中学生の頃から東宝の株主になって株主招待券で、劇場で映画を見る事が憧れだったけど五十近くなって初めて実現してうれしい、これからは毎月一本は映画が見られる。
kidnight1tt at 18:11|Permalink│Comments(0)